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MECEとは

2016.06.22

社会人になると様々なことを学びます。

学ぶものの中には、ビジネススキルとして基礎中の基礎と呼ばれる、できて当たり前のスキル数多くあります。

例えば、ビジネスマナー、ロジカルシンキング、自己管理など。

今回は、ロジカルシンキングの基礎としてよく挙げられる「MECE」をご紹介いたします。

この「MECE」という言葉は、上司や先輩の方によく「MECEで考えて」と言われていることもあり、

とても馴染みのある言葉であります。

【MECEとは】

MECEとは、「Mutually Exclusive Collectively Exhaustive」の略で直訳すると、

「それぞれが重複することなく、全体集合としてはモレがない」となります。

要するにMECEの意味は、「漏れなくダブりなく」であり、

物事の全体を捉え、漏れなくダブりのないグループに切り分けようとする考えを言います。

ポイントは、全体を捉えること、どの視点で物事を切り分けるか(切り口)です。

以下の図は、MECEのイメージ図です。

 

MECEのイメージ図

 

【MECEの使用例】

  • 全体が日本の都道府県

  切り口→人口が100万以上かどうか

  人口が100万以上の県(例:東京都)、人口が100万未満の県(例:佐賀県)

  • 全体がある会社の会社員

  切り口→性別

  男性社員、女性社員

  • 全体が人間

  切り口年齢

  0代、10代、20代、30代、40代以上

 

【MECEの手順】

MECEには、2つのアプローチ方法があります。

  • トップダウンによるアプローチ

  物事の全体がわかるときに使う方法です。

  全体をどのような切り口で分類するかを決めて、分類していきます。

  • ボトムアップによるアプローチ

  物事の全体がわからないときに使う方法です。

  捉えたい物事に関連するものを挙げていき、それらをグループ化していきます。

  グループ化したものからさらにグループ化していきそれを繰り返して、

  全体を捉えていきます。

 

【MECEの利点(メリット)】

  • 物事を考える際に全体像を捉えることができる。
  • 物事に優先順位をつけて考えることができる。

 

【MECEにおける注意点】

最初から完璧なMECE(漏れ無くダブりなく)を目指さない。

業務の中で良く「MECEで物事を考えろ」と言われます。

ただ、最初から全体をMECEで切り分けるのは困難です。

そのため、最初は、漏れが無い状況を作り出すことに注意をすることがよいと考えています。

何故かと言うと、漏れがなければ、後からいくらでも切り分けの作業はできるからです。

例えば、あるファイルをどこかのフォルダに格納しようとします。

その際に、格納する候補となるフォルダが複数ある場合は、ダブりがある状況で、格納する候補がない場合は、漏れがある状況となります。

 

【個人的なMECE活用例】

  • フォルダ構成

  作業を進めていく上で格納するフォルダ構成を作る際に、

  MECEの考え方を取り入れると比較的容易にできます。

  MECEの考え方でフォルダを構成すると、

  表示させたいファイルが容易に見つけられて、作業の効率化を図れます。

  「何月何日の議事録見せて」と言われて、フォルダの中を探しまわることなく、

  目的のファイルにたどり着けます。

  • メールボックス管理

  メールボックスのフォルダ管理は以外と難しいです。

  どの切り口で分類するかは悩ましいところであります。

  候補となる切り口は、プロジェクト、送付元など。

  ちなみ筆者は、もし、その他フォルダがあり、その中に大量のメールが格納されているならば、

  その他フォルダのメール が分類分けできないかを考えようにしています。

 

【最後に】

MECE」という言葉は、経営学、経営コンサルティングなどの領域でよく使われる言葉ですが、上記の活用例のようにどの業界でも活用できます。

また、お客さんに何かを説明すると、いろいろなことを突っ込まれるわけですが、

「それは考えていませんでした」と返答すると、

お客さんの評価は下がってしまうとともに、お客さんの要望に応えられないていないことになります。

そのため、MECEの漏れ無くダブりなく考えることは、お客さんの評価を得るため、

お客さんの要望に応えるためにも、さらには作業の効率化を図るためにも必要なスキルです。

 

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参考サイトURL

http://next.rikunabi.com/journal/entry/20150801_S25

http://allabout.co.jp/gm/gc/379372/